平成20年度太陽圏シンポジウム−STE研究集会

太陽圏に関する最新の研究成果について議論する太陽圏シンポジウムを、
「太陽・惑星結合系の電磁・粒子群環境の研究」
「第3回「地文台によるサイエンス」シンポジウム」
「太陽地球環境と宇宙線モジュレーション」
の3つのSTE研究集会の合同研究集会として開催します。
プログラムができましたので下記に掲載します。
ふるってご参加ください。

日 時:  平成21年1月26日(月)〜28日(水)
会 場:  名古屋大学東山グリーンサロン会議室※

世話人:秋岡眞樹、長谷部信行、梶野文義、宗像一起
幹事:松原豊
(ymatsu@stelab.nagoya-u.ac.jp)
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[研究会プログラム]

2009年1月26日(月) 10:30-17:00
主として「太陽・惑星結合系の電磁・粒子群環境の研究」−世話人・長谷部信行−
<主旨>
宇宙線研究は、これまで新粒子の発見や新たな天体現象の解明など、大きな魅力を
提供してきました。そして、今もなお基礎科学や宇宙物理学の根本的な課題の解明に
重要な役割を果たしています。一方では、物理学を超えた幅広い科学分野で宇宙線の
利用がなされてきており、宇宙線研究と宇宙線応用の科学との交流が宇宙線研究に
新しい領域を切り開くものとして期待されています。今回は、宇宙粒子線と線量を
中心としたテーマで研究会を開催いたします。

座長・長谷部信行
10:30 粒子・重イオン輸送コードPHITS  仁井田浩二(RIST)
11:00 長時間気球による高エネルギー重一次宇宙線観測 市村雅一(弘前大)
11:30 空気シャワー観測による宇宙線化学組成研究 −Knee の解明を目指して −
                               柴田槇雄(横浜国大)
12:00 宇宙線を用いた巨大物体の非破壊検査技術  田中宏幸(東大地震研)

12:30−13:30 昼食

座長・晴山慎
13:30 月の線量(レビュー) 長谷部信行(早大) 
14:00 銀河宇宙線を中心とした月の線量 早津佳奈子(早大)
14:20 低地球軌道の線量計測 俵裕子(KEK)
14:40 宇宙放射線の電子機器への影響 秋山雅胤(USEF)

15:00−15:20 休憩

座長・松原豊
15:20 月探査機かぐや搭載の核ガンマ線分光観測 晴山慎(早大)
15:40 新しい固体飛跡検出器による超重核観測計画 小平聡(放医研)
16:00 GRAPES-3(Ooty) 実験  林嘉夫(大阪市大)
16:20 終了予定

2009年1月27日(火) 9:30-17:00
主として「第3回「地文台によるサイエンス」シンポジウム」− 世話人・梶野文義 −
<主旨>
最近宇宙線が地球の気候に影響を及ぼすのではないかという考え方がある
が、観測と数値シミュレーションによるこのような宇宙気候学の検証が
どの程度進んでいるのかを議論する。

座長・梶野文義
 9:30 銀河宇宙線と地球の気候 戎崎俊一(理研)
10:00 スターバースト、全球凍結、ゲノム進化と全地球ダイナミクス
      −宇宙が地球表層環境と生命進化を決める− 丸山茂徳(東工大)
10:30 宇宙線起源核種による過去の太陽活動と宇宙線変動  宮原ひろ子(東大宇宙線研) 


11:00−11:15 休憩

座長・戎崎俊一
11:15 フォーブッシュ減少時の全球低層雲変動  片岡龍峰(理研)
11:35 霧箱による宇宙線飛跡生成過程の研究 村木綏(甲南大)
11:55 太陽研におけるエアロゾル計測装置の開発応用と粒子生成メカニズム
             解明の実験に関して  松見豊(名大太陽地球環境研)
12:15 観測によるエイトケン粒子の成長 柴田隆(名大環境学研)

12:45−13:45 昼食

座長・片岡龍峰
13:45 ライダーによる中高層地球大気観測  戎崎俊一(理研) 
14:15 宇宙ステーションからのライダーによる地球観測  和田智之(理研)
14:45 海洋における植物プランクトンのシミュレーション  山中康裕(北大)

15:15−15:30 休憩

座長・増田公明
15:30 雲とその群の高解像度大規模シミュレーション
                                    坪木和久(名大地球水循環研究センター)
16:00 宇宙地球環境システムの連結階層モデリング 草野完也(地球シミュレータセンター)
16:30 太陽フレア・ジェット・太陽風加速の電磁流体シミュレーション 柴田一成(京大)
17:00 終了予定

2009年1月28日(水) 9:30-15:00
主として「太陽地球環境と宇宙線モジュレーション」− 世話人・宗像一起 −
<主旨>
最近の太陽活動は長期にわたって無黒点状態が続き、過去50年間で最長を
記録した。この間太陽風の構造にも従来見られなかった特徴が現われて
おり、今後第24活動周期に予想される太陽圏の構造変化も、従来のものと
大いに異なる可能性が高い。今回はこの点に焦点を当て、IPSや高エネルギー
宇宙線観測によるグロ-バルな太陽圏構造について議論する。

座長・宗像一起
09:30 太陽圏構造、恒星圏構造における星風高速極域風の役割とヴォイジャー観測
                       鷲見治一(アラバマ大)
09:50 太陽地球間宇宙天気シミュレーション  片岡龍峰(理研)
10:20 現太陽活動期に見られる異常太陽風構造 徳丸宗利(STE)
10:50 GRAPES3超大型ミュオンホドスコープで探る太陽圏構造  小島浩司(名女大)

11:10−11:25 休憩

座長・加藤千尋
11:25 銀河宇宙線強度の恒星時異方性と太陽圏 宗像一起(信大)
11:45 太陽圏外縁部探査研究における新展開  中川広務(東北大理)
12:20 国際宇宙ステーション搭載・宇宙環境計測ミッション装置による
      太陽宇宙線と宇宙環境の観測  小原隆博(JAXA)
12:40 太陽の偏平度(Oblateness)の経年変化 桜井邦朋(早大理工研)

13:00-14:00 昼食

座長・徳丸宗利
14:00 太陽エネルギー輸送媒体としての太陽風 野坂徹(松本大)
14:20 Global Muon Detector Networkで観測されたLoss Cone前兆現象 伏下哲(信大) 

14:40 銀河宇宙線異方性とLocal Interstellar Cloud膨張モデル 溝口佑(信大)
15:00 FPGAレコーダの地下観測所(三郷・象山)への導入 森下直人(信大)

15:20−15:30 休憩

座長・小島浩司
15:30 SDEを用いた宇宙線太陽変調の研究 宮原裕之(信大)
15:50 ACR輸送に対するSDEの応用 加藤千尋(信大)
16:10 Tibet空気シャワーコア検出実験用データ収集システムの開発 吉村資巧(信大) 

16:30 終了予定