26.太陽の内部はどうやって調べるの?

 まず、地球の内部のことはどうやって調べているのか、知っていますか? 地面の下のずっと深いところまで行くなんて、とうてい無理ですよね。

 実は、地震の波を利用しているのです。地震のときに発生する波の伝搬時間、伝搬経路によって、内部の状態が液体か固体か、密度や組成はどうなっているのか、推測できます。太陽でも、これと同じ手法が使われます。太陽表面の振動のパターンを、長時間連続して正確に観測することで、太陽内部の状態を推測しようという試みです。地球での地震学に対比させて、このような学問を日震学と呼んでいます。

27.黒点の数はいつも同じなの?

 いいえ、違います。黒点の数や形は、時々刻々と変化しています。黒点の寿命は、数日から数ヵ月までさまざまです。それに、地球から見える太陽は半面だけなので、太陽の自転で黒点が裏側に行ってしまうと、見かけ上は数が減ることになります。

 そのような変化の他に、11年という更に長い周期で、太陽黒点数は変化しています。つまり、11年ごとに増えたり減ったりするのです。黒点数が多い時期を「太陽活動極大期」、少ない時期を「太陽活動極小期」と呼びます。最近では、2000年から2001年にかけて極大期、1996年ごろが極小期でした。

太陽黒点数の変化