7.太陽の中心はどうなっているの?

 太陽の中心付近は、高密度の水素で形成された約1600万度の高温の世界。そこでは、4個の水素原子核が1個のヘリウム原子核に変わる核融合反応が起きていて、その際に質量がエネルギーに転換されています。消費される水素の量は、毎秒約6200億トンという莫大なものですが、太陽全体から見るとごくわずか。この核融合で発生したエネルギーは、放射、対流などによって太陽表面まで運ばれます。

 地球でも、核融合によってエネルギーを生み出そうとする試みが行われていますが、まだ実用化に成功した例はありません。

8.太陽の表面は熱いの?

 真冬でも、日なたにいると暖かいですね。日なたぼっこをしながらの昼寝なんて、最高! 太陽からは熱が届いているのです。

 それでは、太陽の表面は、どのくらいの温度になっているのでしょうか。太陽は、中心からの距離によって温度がずいぶん変化します。私達がふだん見ている太陽は、光球(こうきゅう)と呼ばれる大気の層で、そこを太陽表面だと考えると、その温度は絶対温度で約5780度(K)にもなります。ちなみに、1気圧のもとでの鉄の融点(固体から液体になる温度)は約1800度、沸点(液体から気体になる温度)は約3100度ですから、太陽の表面はすごい高温ですね。