41.オーロラの名付け親は誰?

 ローマ神話に登場する女神オーロラは、地上の生き物に夜明けや希望をもたらす神でした。女神オーロラが、夜の闇を追い払い、この世に光を与えてくれていると信じていたのです。オーロラ女神のおかげで、暗黒の夜がいつまでも続かず、朝がやってくるのです。
 
この女神の名が、極地に舞う光に与えられるようになったのは17世紀に入ってからです。ガリレオが名付け親だとされています。ガリレオは、望遠鏡を使って太陽黒点を発見したことでも知られていますから、オーロラとオーロラの源の両方に関係していたことになりますね。

42.磁気嵐って?

 文字通り、地球の磁場が大きく乱れる状態のこと。ドイツの物理学者フンボルトが、「地球磁場のカミナリ」と名付けました。19世紀初頭のことです。当時は、磁場の乱れとオーロラや太陽との関係が、科学的によく理解されていない段階でした。
 
オーロラが1度だけ舞い、世界中の磁場が乱れても磁気嵐とはいいません。オーロラ嵐が何度も次々に発生し、地球の周りにリング状の電流が形成される状態を磁気嵐と呼んでいます。磁気嵐は、ふつう2−3日続きますが、1週間以上に及ぶこともあります。大きな磁気嵐のときには、オーロラのベルトが赤道側へ拡大し、日本からもオーロラが見えることがあります。
 
磁気嵐は、太陽の爆発現象フレアや質量大放出、コロナホールからの高速太陽風などによって引き起こされます。

カナダで観測された2003年10月14日の磁気嵐