12.オーロラには何色あるの?

 みなさんは虹の色は7色だということを知っていますね。紫・藍・青・緑・黄・橙・赤の7色です。
 
しかし、この「虹7色説」は、人々が便宜上、日常言っているだけで、科学的には誤りです。虹は、太陽の光が、大気中の水滴で反射したり、曲がったりして、波長によって(つまり色によって)連続的に分れたものです。ですから、虹はいくつの色と数えることができるような代物ではありません。どうしても「虹の色数は?」に答えなければならないなら、「無限の数です」と答えるべきでしょう。
 
オーロラの色数は、上層大気の成分(基本的には、酸素と窒素の原子、分子です)によって決まり、非常にたくさんの色があります。しかし、特定の色は特定の物理・化学プロセスから出てくるわけですから、オーロラの色は虹と違って不連続です。

13.ブラックオーロラって何?

 巨大な重力のため、光さえも外に出ることができない「ブラックホール」とは違います。ぼんやりとしたオーロラの中に、オーロラのない部分があれば、そこは暗く(黒く)見えます。つまり、オーロラのない部分を、ブラックオーロラと呼ぶのです。オーロラでないところがブラックオーロラなのです。しつこいようですが、ブラックオーロラはオーロラではありません。
 
ブラックオーロラの形にはいろいろあります。まるい形や、1本の線状になったもの。ブラックオーロラについては、あまり研究されておらず、そのメカニズムもよくわかっていません。すみません。