事業名: ジオスペースにおけるエネルギー輸送過程に関する調査研究
事業概要:
 ジオスペースと呼ばれる太陽から地球高層大気までの環境の状態(宇宙天気)の急変は、人工衛星の故障や航空機との通信障害など、宇宙利用の進む21 世紀社会に深刻な問題を引き起こす。また、その影響は、長期的に地球環境変動にまで及ぶことが分かり始めてきた。このジオスペースの変動機構を解明するため、本提案では、太陽から地球大気までを統一システムとして扱い、その中でのエネルギーや物質の輸送/変換プロセスを定量的に理解することを目的としている。
 太陽地球環境研究所で培われてきた電波・光を用いたリモートセンシング技術と経験を結集した新装置を導入し、広大なジオスペースの重要領域での観測を行い、モデリング・シミュレーションとリアルタイムで組み合わせて、太陽-地球間の天気予報図を世界に発信する。
 平成16 年度に発足したジオスペース研究センターが要となり、国際プロジェクト「太陽地球系の気候と天気」 (CAWSES, Climate And Weather of the Sun-Earth System, 2004-2008) の国際拠点として、また国内では、当該分野唯一の全国共同利用研究所として、領域横断的な共同利用事業を実施するものである。得られたデータのすべては、全国共同利用のために関連研究者に提供される。
重点共同プロジェクト
プロジェクト1: CMEの素過程の研究 年度報告書 H17 H18 H19 H20 H21
プロジェクト2: 人工衛星-地上共同観測によるジオスペース研究の新展開 年度報告書 H17 H18 H19 H20 H21
プロジェクト3: 太陽活動の地球環境への影響に関する研究 年度報告書 H17 H18 H19 H20 H21

大型装置
ジオスペース電波計測システム
電離圏観測部(北海道-陸別短波レーダー装置)
太陽風観測部(太陽圏イメージング装置)
大気変動-太陽活動相関観測装置
ミリ波大気分子観測装置
メタンCO2分光観測装置
放射性炭素試料調整装置
流星レーダー
熱圏中間圏分光観測装置
ファブリーペロー干渉計/高感度全天カメラ
大容量データストレージ
高層大気温度観測装置
高層大気温度観測装置(ソディウムライダー)

大気環境変動解析装置
中間圏・対流圏観測装置

数値実験・総合データ解析
第1期実証型ジオスペースモデリングシステム
  - 放射線帯の宇宙天気予報
  - スペースプラズマのコンピュータシミュレーション

戻る