マイクロレンズ効果とは

 

星の様に質量が狭い空間に密集した天体が、背景の星と観測者の間を通過すると、背景の星の光が重力で曲げられ、ちょうど凸レンズの様に光が集められ、見かけ上背景の星が増光した様に見える。これをマイクロレンズ効果と呼ぶ。

 

 

マイクロレンズ効果は非常にまれな現象で、だいたい100万個の星を観測すると、そのうち1個位がマイクロレンズによる増光を受けている勘定になる。そのため、この研究には広視野の望遠鏡と大型のCCDカメラを使い、大マゼラン雲、小マゼラン雲、銀河中心などの星の密集した領域を観測し、大規模な計算処理を行って大量測光を行う。