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Homepage for Division of Atmospheric Environment

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地球大気は、ひとつの低温な燃焼システムと捉えることができます。そこでは、太陽放射が起動力となって様々な酸化反応が引きおこされているのです。例えば、成層圏においては、酸素分子が紫外線により光分解され、オゾンが生成されます。さらに、オゾン自身も紫外線により分解されてOHラジカルや窒素酸化物などの反応活性種を発生させます。これらの反応活性種は、炭化水素や代替フロンなどの微量成分を酸化することで、大気中における微量成分の寿命を決定する役割を担うのです。自然あるいは人為的に、地球表面から大気中へ放出される化学成分や粒子状物質は、大気という巨大な燃焼システムに与えられる燃料であると考えることができます。近年、人間活動がこの地球大気のシステムを大きく変動させつつあることが指摘されています。その兆候は、オゾン層破壊、温室効果ガスの増大、対流圏オゾンの濃度変化、酸性雨などの地球規模の環境問題として、すでに現れており社会的な関心事の一つにもなっています。

大気圏環境部門の研究目的は、反応活性種や微粒子を野外で直接観測したり、高精度な室内実験を行うことにより、これらの大気環境変動の機構を解明することです。最新のレーザー技術を駆使して大気の微量ガスやエアロゾルの観測を行うとともに室内実験も行っている松見グループと、サブミリ波技術の開発による成層圏や中間圏の観測を行っている水野グループの二つのグループが研究を進めています。各グループの詳しい紹介は、下記をご参照ください。

また、両グループともに、名古屋大学大学院理学研究科の協力講座として、大学院教育にも携わっています。協力講座としての研究室の略称はAM(Atmosphere の略)です。

 

 

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