名古屋大学太陽地球環境研究所

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名大祭と研究所一般公開及び講演会

当研究所では、名古屋大学大学祭(名大祭)期間中の6月9日 (土) に研究公開企画に参加し、研究室一般公開と講演会を行いました。


講演会は、名古屋大学高等総合研究館カンファレンスホールにおいて13-15時に行われ、はじめに大塚雄一准教授 (電磁気圏環境部門) が「巨大地震が起こした”大気の波”」と題して、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波によって発生した大気の波が、高さ300 km以上の電離層まで伝わり、さまざまな速度で広がっていく最新の研究結果を動画を交えて分かりやすく解説しました。続いて徳丸宗利教授 (太陽圏環境部門) が「太陽活動の異変は何をもたらす?」と題し、電波シンチレーション観測によって分かってきた長期間にわたる太陽風の変化から、この数年間の太陽活動の異常な状況や地球の気候変動との関わりについて、幅広い内容で解説しました。会場には100名近くの人が集まり、用意していたいすが足りなくなるほどの盛況ぶりで、講演後には多くの質問も出て、熱気あふれる講演会となりました。
また、研究室公開では、共同教育研究施設と宇宙線ドーム地区において、太陽地球環境に関する最新の研究成果を身近に感じてもらおうと、それぞれの研究部門がパネルや実験装置を使って説明を行ったり、コンピュータを使ったシミュレーションを体験できるようなコーナーを設けるなどの工夫を凝らした展示を行いました。普段なかなか見ることができない研究室や実験室に入って見学でき、現場の雰囲気を感じながら、直接研究内容についての解説を聞いたり質問したりできるとあって、会場には、小さな子どもから、進路を意識しての高校生、現役を退いてなおまだ知的好奇心旺盛な方まで、多くの見学者が訪れていました。また、大学祭実行委員が現地まで案内し、効率よく見学する「ラボツアー」企画や、翌10日に別会場で行われた合同展示会にも参加しました。合同展示会では多くの方に研究を知ってもらうため、研究内容を紹介するポスターを掲示するとともに、当研究所が作っている50のなぜシリーズやマンガシリーズなどの科学冊子を配布しました。

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