名古屋大学太陽地球環境研究所

  1. ホーム
  2. 研究部門
  3. 大気圏環境部門

大気圏環境部門

第1部門 大気圏環境部門

私たちを取り巻く地球大気は、地表に近い方から対流圏、成層圏、中間圏、熱圏の4つの領域に分けられます。この地球大気の組成は、地球の形成時から自然界で生起するさまざまな事象により大きな変遷を経てきました。そして生物圏との平衡を保ちながら進行したこの変遷には、膨大な時間がかかりました。しかし、産業革命以来急速に増加した人間活動は、地球大気環境に多大な変動をもたらしたのです。エアコンの冷媒や工業洗浄剤として使われてきたフロンガスは、私たちを有害な紫外線から守ってくれる成層圏オゾン層の破壊を引き起こしています。また、化石燃料の燃焼などで多量に放出される二酸化炭素は、地球温暖化の要因の1つになっていると考えられています。さらに、民間航空機から排出される排気ガスは、上空の大気組成に深刻な影響を与えていることが分かってきています。その一方で、人間活動による影響とは別に、火山活動や森林火災などの自然現象もまた、グローバルな大気環境にさまざまな変化をもたらしています。

このような人間活動や自然現象による変動が、地球大気環境にいかなる影響を及ぼしているかを定量的に理解し、さらに将来の変動を予測することが、大気科学の重要な課題です。オゾンをはじめとする反応性の高い気体成分や、大気中に浮遊する微粒子などは、さまざまな光化学反応過程、生成過程、輸送過程により濃度が支配されています。大気圏環境部門の主な目的は、これらの反応性気体成分や粒子成分を精度良く観測することにより、大気組成や気候の変動を引き起こしている物理過程・化学過程を解明することです。そのために、航空機や気球搭載型あるいは地上設置型の測定装置を用いて、世界中のさまざまな場所で大気観測を継続し、反応性気体についての室内実験や、新しい観測装置の開発も積極的に行っています。

平成13年度より名古屋大学にできた環境学研究科との連携のもと、大気環境変動の諸問題に取り組んでいます。


詳細は、各部門作成のホームページへ

 松見グループのホームページ

 水野グループのホームページ

« ホームへ戻る

Copyright ©2010 Nagoya University All Rights Reserved.